吉野源三郎についてネットアイドル100人に訊いてみた


あなたの探している吉野源三郎のすべてがここにある

こんちわっす!
おさっぴの働く書店1店舗の
11月度の月間ランキングの発表です^^

 

 

(文芸書) 11月1日〜30日

 
位・漫画君たちはどう生きるか(吉野源三郎)マガジンハウス
位・九十歳、何がめでたい(佐藤愛子)小学館
位・マスカレード・ナイト(東野圭吾)集英社
4位・新人間革命29(池田大作)聖教新聞社
5位・陸王(池井戸潤)集英社
6位・僕はロボットごしの君に恋をする(山田悠介)河出書房新社
7位・東大ナゾトレ3 扶桑社
8位・うちはおっぺけD 竹書房
9位・サピエンス全史 河出書房新社
10位・ふたご(藤崎彩織)文芸春秋
11位・君たちはどう生きるか(吉野源三郎)マガジンハウス
12位・夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く(汐見夏衛)スターツ出版
 
 
 

(ビジネス書)
 
1位・「頭にきてもあほとは闘うな」朝日新聞社
2位・「大人の語彙力ノート」SBクリエイティブ
位・「心が元気になる美しい絶景と勇気のことば」パイインターナショナル
位・「徹底検証 森友・加計事件」飛鳥新社
位・「医者が教える食事術最強の教科書」ダイヤモンド社
6位・「すぐやる人とやれない人の習慣」明日香出版
位・「スタンフォード式最高の睡眠」サンマーク出版
8位・「お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣」河出書房新社
9位・「SHOE DOG」東洋経済新報社
10位・「世界政治裏側の真実」日本文芸社
 
 
 
 
・・・となりました

未来の自分が待っている吉野源三郎

岩波書店 其の八

テーマ:







戦後の岩波の歴史はミスリードの歴史であること
朝日新聞に似ている。岩波茂雄は昭和二十一年四月に死んだ。いいときに死んだ。

岩波は敗戦後も五箇条の御誓文を大書して壁に貼って拳々復庸していた人である。

「世界」の創刊は初め安倍能成が提案したから引き受けたのである。共に天皇陛下の赤子である。

けれどもいっぽう岩波は何より正義を愛した人である。

大正二年古本屋になったとき古本に自分の信じる定価をつけて客と争った。客の評価と自分の評価は当然違うのに、自説を貫いてきかなかった。

今でこそ社会主義(共産主義)は破産したが、敗戦直後はこれが正義だった。

正義漢岩波茂雄は当然社会主義に傾くが、天皇制打破には賛成できなくて苦しんだろう。

岩波は吉野源三郎の編集ぶりを見ないで死んだのは幸せだった。

吉野は自分では哲学の一学徒だと言っているが何が哲学だろう。一介のジャーナリストにすぎない。

ジャーナリストなら風向き次第なのに、彼は確信犯だった。吉野が招いた全盛時代を小林はどんな目で見ていたのだろう。
 
岩波は全国の小売書店から二度総攻撃を受けている。一度は昭和三十七年五月、もう一度は昭和四十七年九月である。三十七年の時は小売りの本屋の組合が「世界」不買運動を起こしたのである。